2010年3月10日
デコポンについて
「デコポン」は登録商標であり、不知火のうち一定の基準をクリアしたものだけがその名を使用することができる。寒さに弱
い為、熊本県産を始めとした九州産が特に多い。また、生産量がトップである熊本県では主に宇城、芦北、天草地域の沿岸部
で、温暖な気候を利用して栽培されている。加温ハウス栽培されたものが、12月 - 1月、雨除け栽培ものが2月 - 3月、露地
栽培されたものが3月中旬 - 4月いっぱいまで出荷される。その後も、低温貯蔵されたものが6月上旬まで出荷される。
1972年、長崎県南高来郡口之津町(現・南島原市)にある農林水産省果樹試験場口之津支場(現・独立行政法人農業・食品産
業技術総合研究機構 果樹研究所カンキツ研究口之津拠点)で、清見(きよみ)タンゴールと中野3号ポンカンを交配して誕生
した。
果形は果梗部にデコが現われやすく不揃いになりやすい、果皮は見た目が粗く成熟するとややくすんでしなびるなど、外見上
の弱点が目立ち育成試験場では選抜対象とはならず品種登録はされなかった。
その後、熊本県宇土郡不知火町(現・宇城市不知火町)に伝わり、品種名を「不知火」として栽培の取り組みが始まった。古
くから甘夏の産地として知られていた不知火町および周辺地域では1975年頃から甘夏に代わる柑橘を模索していたという事情
も重なって、不知火海(八代海)沿岸の宇土半島、天草諸島、葦北地方などを中心に広がった。
形は歪だが味が良いことから、東京の仲卸業者に試食させたところ太鼓判を押され、1991年より不知火の中で糖度13度以上の
ものを選択して「デコポン」の名称で商品化・出荷が開始された。歪な外見上の特徴を逆にセールスポイントにしようとして
命名されている。1993年7月には熊本県果実農業協同組合連合会(熊本果実連)が出願していた「デコポン」「DEKOPON」の登
録商標が認可された(種苗登録はされていない)。熊本果実連は初出荷日の3月1日を「デコポンの日」として制定し、日本記
念日協会に登録された。
当初は熊本県産の「不知火」以外には「デコポン」の名称を付ける事が禁止されていたため、他県の「不知火」には「ヒメポ
ン」(愛媛県)、「キヨポン」(広島県。「ヒロポン」だと覚醒剤と同じ名称になり消費者へのマイナスイメージに繋がる為
)、「フジポン」(静岡県)や「ラミポリン」(鹿児島県)「ポンダリン」(徳島県)など別の名前が付けられ市場や消費者
の混乱を招く結果となった。
この為、関係機関で協議した結果「デコポン」に名称を統一する事となり、熊本果実連と日本園芸農業協同組合連合会(日園
連)との間で商標権使用許諾契約が締結された。これを受けて日園連傘下の農協が出荷する「不知火」のうち糖度13度以上、
クエン酸1.0%以下の基準をクリアしたものには産地にかかわらず「デコポン」の名称を使用して良い事になり「デコポン」
の名称が全国統一ブランドとして幅広く普及した。
以上の経緯から、日園連傘下の農協を経由しないで出荷される果実、品質基準を満たさない果実には「デコポン」の名称は使
用できないが、基準に満たないものや日園連とは関係が無い組織・会社が無断で「デコポン」の名称を使用しているものも見
られる。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
昨日今年初めてデコポン食べました。甘くておいしかったぁ。
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